薔薇色の人生なんて

嬉しい事があった。

大切に育てていた赤い薔薇が咲いていた！

この薔薇は亡くなった姉の遺品の１つで

「私にもう一度咲かせてね」と話した薔薇

亡くなる前日、病室に行った時

「助けて」と手を差し伸べた姉の手の温もりと

もう少し生きたいと必死で訴えていた姉の顔を忘れない！

この薔薇を大切に大切に育ててきて良かった。

真っ赤に咲いた薔薇を見つめていると姉の笑顔が浮かんでくる…

嬉しい

私は思う

枯れかけて来た薔薇を１つ１つ、摘んで肥料を上げたり水を注ぐと又生き生きとしてくれる。

人間も一緒1人では生きられない…

誰かに手を差し伸べたり、差し伸ばされたり…